保母から保育士へ
保母さんと保父さん
今でこそ「保育士」という呼称が浸透していますが、1999年より前の正しい資格名は「保母」でした。
なぜなら、以前この仕事をする人は皆女性だったからなのです。
現に、私は幼少期に男性の保育士は見たことがありませんでした。
しかし、男女の雇用機会均等やジェンダーフリーの普及から、次第に男性の保母も増えてきました。
女性に対して「保母さん」と呼ぶのはいたって普通ですが、男性に対して「保母さん」と呼ぶのは、どうしても違和感があるということで、「保父」という言葉が作られました。
保育士の誕生
しかし、正式な名称は「保母」であるため、公式文書の職業記入欄などには「保母」と書かなければなりませんでした。
それが不満だった男性の「保母さん」らが総務省へ意見をし、名称の見直しが実現したのです。
そこで、「保育士」という呼称が誕生したのです。
現在では、男性の保育士は増加してきているようで、テレビなどでも多く取り上げられています。
しかし、男性保育士の受け入れ体制のできていない保育施設も多く、男性用のトイレや更衣室がないなどの問題もあるみたいです。